Q. 湿地(しっち)のワイズユースって?

A. 生き物のすべてが、いつまでも湿地を使い続けられるようにすることです。

 湿地を守る「ラムサール条約」がめざしているのは、人間をふくむ生き物すべてが、いつまでも公平に湿地の恵(めぐ)みを受けながらくらすことです。そのためには湿地をよごしたりこわしたりせず、ほかの生き物にも気配(きくば)りしながら利用することが大事です。このことを条約では「湿地のワイズユース(かしこい利用)」とよんでいます。
たとえば、
  • とりすぎにならないような漁業(ぎょぎょう)や、水の使い方をする。
  • 湿地や生き物を大切にするためのきまりを作って守る。
  • 湿地の生き物が安心してくらせる場所をつくる。
  • 自然をこわさない方法で楽しむ
  • 湿地のまわりの木を切ったら、新しく木を植える。
などがあげられます。
 
 

みんなの湿地だから、いつ
までも大切にしないとね。



湿地での「エコツアー」の様子。自然にやさしい方法で、楽しみながら湿地について学びます。


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