Q. ラムサール会議(かいぎ)って?

A. ラムサール条約(じょうやく)の参加国の代表が集まって開かれる「締約国会議(ていやくこくかいぎ)」のことです。

ラムサール条約では3年に一度、条約の参加国の代表が集まる大きな会議を開いています。会議では、それぞれの国の湿地(しっち)に関する報告(ほうこく)や、これからの活動の目標(もくひょう)、新しい約束(やくそく)ごとなどの話しあいがおこなわれます。
この会議には、自然保護(しぜんほご)の団体や湿地の研究者(けんきゅうしゃ)、これから条約に参加しようと考えている国の代表なども参加できます。世界中から湿地にかかわる様々な立場の人達が集まるので、役に立つ情報(じょうほう)や意見などがさかんにやりとりされます。条約湿地を紹介(しょうかい)する展示(てんじ)やイベントなども行われ、会議場はとてもにぎやかです。
 
 

日本では1993年に、
北海道の釧路市(くしろし)
で会議が開かれたんだよ。



これまでに開かれたラムサール条約締約国会議
回目 開かれた年 開かれた国 会場となった都市 地図の番号
1回目 1980年 イタリア カリアリ
2回目 1984年 オランダ フローニンヘン
3回目 1987年 カナダ レジャイナ
4回目 1990年 スイス モントルー
5回目 1993年 日本(にほん) 釧路(くしろ)
6回目 1996年 オーストラリア ブリスベン
7回目 1999年 コスタリカ サンホセ
8回目 2002年 スペイン バレンシア
9回目 2005年 ウガンダ カンパラ
10回目 2008年 韓国(かんこく) チャンウォン 10
11回目 2012年 ルーマニア ブカレスト 11

※次回(12回目)の会議は、2015年にウルグアイのプンタ・デル・エステで開かれる予定です。



ラムサール会議開催地画像



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