トピックス

  • 2026-03-23 技術委員会 > No.113 厚岸湖にて技術委員会現地検討会を行いました
    令和7年9月10日、厚岸水鳥観察館および別寒辺牛川周辺において、技術委員会の現地検討会を開催しました。
    当日は、厚岸湖・別寒辺牛湿原で行われている特定外来生物ウチダザリガニの防除活動の現場を視察し、ザリガニ回収や捕殺処理、計測作業の様子を見学しました。

    現地では、これまで約10年にわたって継続されてきた駆除活動の経緯や現在の状況について説明を受けるとともに、外来種が湿地の生態系や魚類資源に及ぼす影響、今後の防除のあり方について意見交換を行いました。

    参加者からは、外来種防除を効果的に進めるためには、継続的な調査によるデータの蓄積と科学的な分析が重要であること、またボランティア活動だけに依存するのではなく、専門的な技術の活用や国の施策としての体制整備が必要であるとの意見が出されました。

    今回の現地検討会を通じて、湿地の生態系保全と外来種対策の重要性について理解を深めるとともに、今後の調査研究や普及啓発活動につなげていくことが期待されます。
  • 2026-03-23 国際協力 > No.112 『令和7年度(2025年)JICA課題別研修「湿地生態系のおける自然を活用した社会課題の解決(ネイチャーポジティブな社会の実現に向けて)」』
    【JICA課題別研修「湿地生態系における自然を活用した社会課題の解決」を実施しました】

    9月30日から11月12日まで、JICA研修「湿地生態系における自然を活用した社会課題の解決(ネイチャーポジティブな社会の実現に向けて)」を実施しました。

    釧路湿原をはじめとした湿地生態系のもたらす便益に着目し、気候変動、自然災害、水の安全保障、生物多様性保全等の社会課題に対する解決策(Nature-based Solutions (NbS)事例を学び、途上国の行政官等が自国の社会課題解決策を計画する能力の向上を目指すことを目的としており、JICA北海道センター(帯広)から当センターが研修を受託し実施しています。

    今年は、3年間を一区切りとする本研修の最終年度にあたり、総まとめの研修となりました。
    研修には、中米のコスタリカから2名、エクアドルから2名、ドミニカ共和国、グアテマラ、ペルーから各1名の計7名が参加し、環境行政に関わる行政官等が研修を受けました。

    釧路管内、十勝管内の再生事業を行う河川、熊本県球磨川流、佐賀県の虹の松原や東よか干潟などを訪れ、各地域での防災、治水対策事業について学びました。最終日には、研修で学んだことを自国で活用する方法についての具体的なアクションプラン発表会を行いました。
  • 2026-03-23 一般向けの活動 > No.111 冬のエコツアー2026世界湿地の日関連イベント「塘路湖周辺における湿原散策と標茶町博物館見学」を実施しました
    今年の世界湿地の日のテーマ「受け継がれる知恵:湿地を守る未来へ」にちなみ、塘路湖周辺において湿原散策と標茶町博物館「ニタイ・ト」の見学を実施しました。

    当日はSL冬の湿原号に遅れがありましたが、参加者は無事に塘路駅へ到着し、冬の時期のみ歩くことのできる凍った湿原を歩きながら博物館まで移動しました。

    散策では、道路によって分断された湿原やミズゴケ湿原、栄養条件の違いによって変化するハンノキ林などを観察し、湿原の成り立ちや植物群落の移り変わりについて理解を深めました。

    また、博物館では、地域の開拓や鉄道の歴史、旧釧路監獄施設、保存車両を活用して復活したSL冬の湿原号の歩みなどについて解説を受けました。クイズツアーをしながら館内見学を行い、参加者は楽しみながら地域の歴史と自然について学びました。

    本イベントを通じて、湿原の自然や地域の歴史について理解を深める機会となりました。
    寒い中ご参加くださった皆さま、ありがとうございました。
  • 2026-03-23 一般向けの活動 > No.110 2025年度ヌマオロ川市民環境調査を実施しました
    令和7年10月18日(土)に、標茶町のヌマオロ地区旧川復元事業地で市民環境調査を行いました。

    KIWC技術委員5名の指導のもと、市民7名と、中南米のJICA研修員7名も交えて、カワシンジュガイ(絶滅危惧種)の個体数測定や川床の土砂の粒度測定を行いました。

    カワシンジュガイの生体は1個体しか見つけることができませんでしたが、流れの緩やかな環境で生息する水生生物を多数発見し、蛇行河川で新たな生態系が構築されていることが確認できました。
    また、土砂の粒度測定では、川の蛇行部分できめの細かいシルトを確認することができ、復元した蛇行部が上流からの山砂を補足していることがわかりました。

    調査後は塘路湖エコミュージアムセンターにて振り返りを行い、新庄KIWC技術委員長から解説ののち参加者から感想を頂きました。
  • 2025-12-25 一般向けの活動 > No.109 冬のエコツアー2026 募集締切について
    SL冬の湿原号に乗車して塘路湖方面へゆく「冬のエコツアー2026」について
    募集開始から大変多くの反響をいただき、定員に達しましたので
    誠に申し訳ございませんが、募集を締め切らせていただきます。

    来年度も当センターの普及啓発活動にご参加いただけますと幸いです。

    お申込みいただいた皆様、誠にありがとうございました。