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「湿地の経済評価」翻訳・出版
釧路国際ウェットランドセンターは、「ラムサール条約 その歴史と発展」(1995年)の発刊に続き、2000年「湿地の経済評価」を翻訳、出版した。
同書は、釧路公立大学 小林 聡史 助教授が中心となり、バービア博士らの執筆による「Economic Valuation of Wetlands: A Guide for Policy Makers and Planners」を日本語に翻訳したもの。原著は、1996年にオーストラリアのブリスベーンで開催された、第6回ラムサール条約締約国会議で採択された「湿地の経済的評価に関する協力の促進」という勧告に基づいて、1997年にラムサール条約事務局から出版された。
この本の目的は、湿地の経済評価にどんな可能性があるのか、また、どのように湿地の経済評価が行われるべきかという問題について、行政機関、研究者、湿地保全にかかわる人々にヒントを提供することである。さまざまな評価方法の詳しい説明及び湿地評価研究の事例とともに、評価結果を具体的に湿地にかかわる政策決定の場において役立てるための指針が示されている。
《問合せ先》 TEL 0154-31-4594 FAX 0154-23-4651
E-mail:kiwc@marimo.or.jp
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