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  • 2020-01-16 国際協力 > No.57 JICA課題別研修「自然環境行政官のためのエコツーリズム」研修 コロナ感染拡大の為リモートにて実施しました
    2020年1月11日から1月15日まで、新型コロナウイルスの感染拡大により、リモートで研修を実施いたしました。ラオス、ホンジュラス、ガボン、ジョージアの4か国から4名の研修員が参加しました。
    この研修の目的は、地域の自然・文化資源の保全とその持続的利用を可能にするツールとして、地元住民が参画するエコツーリズムの施策を学ぶことです。JICA北海道センター(帯広)から当センターが研修を受託し、実施しています。
     研修員はエコツーリズムの概念を学ぶとともに、運搬用として使われていた馬をエコツアーに使用している北海道鶴居村の鶴居どさんこ牧場のホーストレッキングの事例や、キラコタン岬でのハイキング、湿原でカヌーやワカサギの漁業を行っている北海道標茶町の塘路湖のエコツアープログラムの事例を通して、エコツーリズムの運営について学びました。
     研修最終日に、各国の課題を研修員・関係者間で学習した情報を共有し、共通の事例や相違点等について意見交換をすることで知識を深めました。