令和7年9月10日、厚岸水鳥観察館および別寒辺牛川周辺において、技術委員会の現地検討会を開催しました。
当日は、厚岸湖・別寒辺牛湿原で行われている特定外来生物ウチダザリガニの防除活動の現場を視察し、ザリガニ回収や捕殺処理、計測作業の様子を見学しました。
現地では、これまで約10年にわたって継続されてきた駆除活動の経緯や現在の状況について説明を受けるとともに、外来種が湿地の生態系や魚類資源に及ぼす影響、今後の防除のあり方について意見交換を行いました。
参加者からは、外来種防除を効果的に進めるためには、継続的な調査によるデータの蓄積と科学的な分析が重要であること、またボランティア活動だけに依存するのではなく、専門的な技術の活用や国の施策としての体制整備が必要であるとの意見が出されました。
今回の現地検討会を通じて、湿地の生態系保全と外来種対策の重要性について理解を深めるとともに、今後の調査研究や普及啓発活動につなげていくことが期待されます。