期間:11月13日~19日
場所:オーストラリア ニューカッスル市、ポートスティーブンス市
釧路湿原、霧多布湿原、厚岸湖および別寒辺牛湿原とオーストラリアのハンター河口湿地は、1994年に姉妹湿地の提携を行いました。
提携書の再調印を10年ごとに実施しています。訪問の様子をご紹介します。
11月15日にニューカッスル市庁舎で、当センターの理事長である鶴間釧路市長が、ハンター河口湿地があるニューカッスル市、ポートスティーブンス市ともに、釧路湿原、霧多布湿原、厚岸湖・別寒牛湿原との姉妹湿地の更新提携書を取り交わしました。
30年間のお互いの湿地保全の取り組みや友情に感謝し、これからもともに姉妹湿地として連携を深めていくことを誓いました。
午後はニューカッスル市街地から車で20分ほどの場所にある、ハンター・ウェットランドセンターで、両センターを中心に行われている研究や湿地教育、そして啓発活動を実施しているボランティアの活動について情報共有会議を行いました。
当センターからは、照井主任技術委員が釧路湿原とその周辺に生息するキタサンショウウオの生息環境について、課題や調査状況を発表しました。