トピックス

  • 2024-09-20 一般向けの活動 > No.89 ヌマオロ川における「市民環境調査」参加者募集!
    当センター技術委員の指導のもと、堆積土砂の調査やカワシンジュガイの調査を行い、釧路川蛇行復元事業における河川改修の結果、川が本来の流れに戻ったこと(直線から蛇行へ)でどのような効果があったか、水辺の環境がどのように変わってきているかを調べます。

    ぜひ、皆さんもその変化をご自身の目で確認するとともに、調査に参加してみませんか?

    *詳しくはHPに添付の実施要領をご覧ください。

    日 時: 2024年10月12日(土)8:30~15:00
    * 少雨決行、荒天中止
    場 所: ヌマオロ地区旧川復元事業地(標茶町)
    定員: 8名(小学校5年生以上、先着順)
    参加申込: 10月8日(火)までに電話0154-32-3110(KIWC事務局 佐藤)へ

  • 2024-06-21 国際協力 > No.97 【JICA課題別研修「自然環境行政官向けのエコツーリズム」研修を実施しました】
    この研修の目的は、地域の自然・文化資源の保全とその持続的利用を可能にするツールとして、地元住民が参画するエコツーリズムの施策を学ぶことです。JICA北海道センター(帯広)から当センターが研修を受託し、実施しています。

    2024年5月20日から6月20日まで、アルバニア、コンゴ共和国、コンゴ民主共和国、フィジー、ガボン、インド、東ティモール、ベトナムの8か国から、エコツーリズムに携わる行政官8名が来日しました。
    研修員は1ヵ月間で、釧路地域と十勝管内、東京都浅草、山梨県の富士山を訪問しました。

    道内では、然別湖ネイチャーセンターや十勝千年の森、嶮暮帰(ケンボッキ)島、塘路湖、キラコタン岬等を訪れ、実際に環境教育プログラムを体験しながら、普及啓発活動について学びました。

    また、浅草では人力車について学び、首都の歴史が残る浅草で、環境に優しい乗り物を用いて名所の解説をすることによって、来訪者に感動をもたらすことが経済行為として成り立つ、ということが地域の自然環境や歴史文化を守っていく行動に繋がることを学びました。

    山梨県では、富士山世界遺産センターで富士山についての基本情報を学び、その後実際に5合目から奥庭まで歩き、世界遺産のコンテンツをエコツーリズムに活用する方法について学びました。

    最終日はアクションプラン発表会を行い、研修員それぞれが、研修で得た知見を利用した保全計画や事業内容について情報共有しました。
    研修員の皆様が今回の研修を糧にして各国で活躍されることを期待いたします。
  • 2024-02-09 一般向けの活動 > No.84 「世界湿地の日記念 冬のエコツアー2024」を開催しました
    2月2日の世界湿地の日を記念して、2024年2月3日(土)に「冬のエコツアー2024」を厚岸で開催し、厚岸水鳥観察館と厚岸町カキ種苗センターに訪問しました。なぜ厚岸には多くの水鳥が集まるのか、なぜ厚岸ではカキが美味しく育つのか、などの疑問”なぁぜ?”と厚岸湖・別寒辺牛湿原のつながりを学びました。令和5年9月には天皇皇后両陛下も視察された厚岸町カキ種苗センターは普段見学することができないため、参加者24名とともに貴重な経験をさせていただきました。
  • 2024-02-06 一般向けの活動 > No.83 【冬のエコツアー2024 開催報告⛄】
     天候にも恵まれ無事冬のエコツアーを開催することができました!
    今年は厚岸湖・別寒辺牛湿原を舞台にツアーを行いました。
    みなさん沢山のなぁぜ?を見つけていただきとても熱心に質問されていました( *´艸`)✨
    ご参加いただきました参加者の皆様、ツアーを受け入れていただいた各施設の皆様、たくさんの方のご協力がありとても良いツアーにすることができました💛🍀
    今回学んだり体験していただいたことを忘れずにこの自然豊かな北海道、道東の湿原のあり方や重要性を発信していってほしいです(*^-^*)♪
  • 2024-01-09 一般向けの活動 > No.82 ラムサール条約釧路会議30周年記念シンポジウム 講演会の動画公開
    2023年9月24日に行ったラムサール条約締約国会議(釧路会議)から
    30周年を記念したシンポジウムの動画を公開しました。
    釧路湿原の理解を深めるために相応しいものとなっておりますので是非ご視聴ください。

    【内容】
    ●基調講演
     ・「釧路会議」が地域を変えた
       釧路国際ウェットランドセンター技術委員長  新庄 久志
     ・気候変動と釧路湿原の保全
       北海道大学大学院農学研究員教授
       釧路湿原自然再生協議会会長   中村 太士
    ●事例報告
     ・釧路湿原における人と自然の共生
       水共生学・九州大学教授  荒谷 邦雄
     ・釧路湿原の過去・現在・未来~水共生学の観点から~
       水共生学・九州大学准教授  渡部 哲史
     ・釧路市の小学生を対象とした湿原の環境教育の実施
       水共生学・九州大学准教授  木附 晃実
    ●総合討論  モデレーター:九州大学教授  鬼丸 武士
    ●閉会挨拶  釧路市教育委員会教育長  岡部 義孝

    ※敬称略

    ラムサール条約釧路会議30周年記念シンポジウム 「どうする?釧路湿原 ~未来への提言~」