トピックス

  • 2015-02-02 一般向けの活動 > No.22 「冬のエコツアー2015」の中止
    2015年1月31日(土)に、世界湿地の日(2月2日)の記念イベント「冬のエコツアー2015」を行う予定でしたが、あいにくの暴風雪によりやむなく中止しました。
    今回のツアーでは、釧路湿原自然再生事業として蛇行復元が計画されている、ヌマオロ川中流域(標茶町)の散策を予定していました。
    定員20名を超える参加応募をいただいていただけに残念ですが、次のチャンスに期待します。
  • 2015-01-09 一般向けの活動 > No.21 市民シンポジウム「渡り鳥が来る 自然を守る 地域の活動」を開催します
    2015年1月16日~21日に釧路で開催される「東アジア・オーストラリア地域フライウェイ・パートナーシップ第8回パートナー会議」にあわせて、市民を対象としたシンポジウムが催されます。
    渡り鳥と生息地を守るための地域の保全活動について、専門家とともに考えます。
    どなたでもご参加いただけますので、ぜひ会場へお越しください。
    (詳しいプログラムは、添付のチラシをご覧ください)

    日時:  2015年1月21日(水)13:00~15:30
    会場:  釧路市観光国際交流センター
         参加無料、事前申込不要。直接会場へお越しください。
    問合先: 釧路市環境保全課自然保護担当(0154-31-4594) 
    ../information/data/21_1.jpg
    ../information/data/21_2.jpg
  • 2015-01-09 一般向けの活動 > No.20 世界湿地の日記念「冬のエコツアー2015」参加者募集
    ラムサール条約の採択日を記念して定められた「世界湿地の日(2月2日)」を祝い、真冬の釧路湿原を訪れるツアーを行います。
    普段は野生動物しか歩かない、ヌマオロ川の周辺(標茶町)を、専門家と一緒に探検します。

    日時:    2015年1月31日(土)8:15~15:00
    集合場所:  釧路市役所(貸切バスで移動します)
    対象:    小学生以上(小学生は保護者同伴)。雪の積もった場所を歩ける方。
    定員:    20名(応募多数の場合は抽選)
    応募期限:  2015年1月14日(水)17:00まで
    応募先:   電話でKIWC事務局まで(0154-31-4594)  
  • 2014-09-06 一般向けの活動 > No.15 釧路川の環境調査「みんなで調べる復元河川の環境・2014秋」を行いました
    2010年に釧路湿原の茅沼地区で蛇行河道への復元が行われた釧路川の環境を調べるため、市民の皆さんと一緒に調査を行いました。27名が参加し、カヌーで釧路川の蛇行復元河道から自然河川に続く「茅沼~スガワラ」間(約5.5km)を下りながら、河岸の植生や河畔の景観、動植物などを観察しました。また、途中で2か所の砂州に上陸し、州の大きさや地層を調べて、蛇行復元後のこの地点での土砂の捕捉状況を確認したりもしました。下船後は、調査でわかったことや気づいたことなどを全員で確認しあって艇ごとにまとめ、釧路川の自然情報地図を作りました。
    この調査は復元河道完成の年から毎年行っており、秋の調査はこれで5回目、夏の調査も含めると通算10回目となります。回を重ねるごとに、リピーターを中心として、参加者がどんどん積極的になり、今では砂州の調査から結果発表に至るすべての作業をひっぱってくれています。おかげで年々スタッフの出番が減ってきました。今回の調査では、砂州に散乱していたゴミを皆で率先して集める場面もあり、参加者の皆さんの湿地保全への意識が高まっているのを感じました。

    なお、この調査は(公財)河川財団による河川整備基金の助成を受けて実施されました。

    ../information/data/15_1.jpg
    ../information/data/15_2.jpg
  • 2014-07-23 一般向けの活動 > No.14 市民環境調査「みんなで調べる復元河川の環境2014・夏」を行いました
    2014年7月13日(日)に、標茶町茅沼地区の釧路川の自然再生事業現場周辺で、市民の皆さんと一緒に環境調査を行いました。2010年に昔の蛇行河道が復元された直後から毎年行っている調査で、9回目となる今回は、関係者を含め29名が参加しました。
    参加者は水生生物、堆積土壌、植生の3つの調査班に分かれ、それぞれ専門家の指導のもとに調査を行いました。水生生物調査では罠やタモ網で、魚類やウチダザリガニなどの甲殻類を捕獲し、7種を確認しました。また、土壌調査班は河畔の地層や、河道の砂州の大きさを調べ、復元河道の氾濫や土砂堆積状況の推測を試みました。一方、植生調査班は林内に設置した4区画の植生を調べ、変化が見られるかを確認しました。調査後は、近くの温泉施設の会議室に集まり、皆で調査結果の確認と、過去のデータとの比較を行いました。
    今回は調査日の直前に大型の台風8号が接近した影響で川が増水し、予定していた調査の一部が中止となってしまいましたが、河畔林には川水による水たまりや泥で汚れた植物などがあちこちで見られ、蛇行河川の働きのひとつである「氾濫」を実感できた、貴重な機会となりました。

    なお、この調査は(公財)河川財団の河川整備基金の助成を受けて行われました。
    ../information/data/14_1.jpg
    ../information/data/14_2.jpg